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落ち込み
今日は、大学時代の恩師がオーストリアに来るとわざわざ連絡を下さり、タンタンの夏の一時帰国に向けてパスポートを収得しなければならなかったので、ウィーンに日帰りで行って来たのだが・・・

・ぽぽちゃんが一人で履ける靴下を履かしてしまったことから、イヤイヤ攻撃が始まりぐずり泣き、奇声を発し、私も怒り、なだめすかし、ようやく車に乗り込むも
・出発時刻が予定より30分も遅れかなりのストレス(大使館はお昼に閉館するのだ)
・発車した時点で、傘とベビーカーにかける雨用カバーと私の上着を忘れたことに気づき落ち込み
・豪雨の中、「今日はイケてない」と何度も思うが、気を取り直そうと頑張っているところへ
・ぽぽちゃんが「ママ〜おなかいたい〜〜」と言いながらいきなり嘔吐!
・今日一日、忘れた上着代わりにしようと思っていた私のストール、ぽぽちゃんのよそ行きの服(とは言っても、食べ物のシミがついてないだけだが)がすべて嘔吐まみれ。
何よりぽぽちゃんの具合が気がかりでならない。車中、すんごい臭いに・・・。
・さぁ着いて降りようというときにタンタンがブリブリ・・・と大の方を。車内でオムツ替えをしている最中、いつもだったら滅多にしない小の方をピュ〜っ!もちろんオムツ替えシートはビショビショ。はぁぁ。
・結局ぽぽちゃんの機嫌も体調もイマイチで、せっかくの恩師との食事も、子供優先(騒いでもグズっても気にならない場所で)、日本からいらした方とウィーンで「クラブサンドイッチ」を食べるハメに・・・
・クラブサンドイッチについているポテトが、揚げたものでなく、プリングルスが5枚というヘボさにさらに落ち込み
・いつもは手厳しい旦那様も今日に限ってなぜか始終優しく(爆)、私が「ここで食べたい」と言ったお店でロクなメニューがなく、クラブサンドイッチを食べるハメになっても後で「君を信じていたから」と言われ、がーん。
・道中で買った産地直送イチゴのパックがタンタンの足下にあり、知らずのうちにフミフミしていたタンタンの足が血まみれ・・・じゃなかったイチゴまみれになっていて
・美味しいコーヒーとケーキで気を取り直そう!と言っていたのに、なんだか流れでどこにでもあるスタバに入ってしまい
・ぽぽちゃんはベビーカーがあるにもかかわらず「抱っこ!」「おんぶ!」と言うので、前抱きでタンタンおんぶ、ぽぽちゃんという恰好でウィーンのグラーベン通りを歩くことに・・・誰にも会わなくてよかった(笑)通り過ぎの観光客が「ブラボ〜!」と言うので、旦那様がぽぽちゃんの帽子を裏返して私の足下に置いた(お金下さいの意)。ってこんなところでやめてっちゅーねん!

リンツに着いたらグッタリでした。

救いは、恩師がとっても優しくて食事のことも文句を言わず、とても素敵な再会であったこと。タンタンのパスポートが無事に取れたことであろうか。こんな日もあるよね・・・。
# by ciamemo | 2008-06-06 06:47 | 雑記・その他
サッカー
今年はサッカーのヨーロッパカップがスイスとオーストリアで開催されるため、今は街中サッカーに染まっています!便乗商品もたくさん。

そんな中で、今日ふと見つけたのがウェディングドレス。(ショーウインドーが反射してちょっと見づらいですが)


サッカー_f0070499_701666.jpg




・・・・。



なんか、このデザイン考えた人、「ナイスアイデア!!」って自画自賛だったに違いない(爆)


オーストリア人的にはかなりウケるのかも。


でも日本人的にはどうだろう・・・「一生に一度よ!」って親戚一同から反対されそう(^^;


てか、どういう人が似合うのか、全く想像つきません。
# by ciamemo | 2008-06-05 07:02 | 雑記・その他
夏が来ると・・・
ひぇ〜〜〜随分ご無沙汰してしまってすみません!!

ちょっとバタバタしておりました。6月はシーズン終わりだし、ぽぽちゃんの誕生日なんかもあってあっという間に過ぎそう・・。


ようやく夏の到来!今年も長かった(笑)

しかし、暑くなると、ここは冷房のないオーストリア。暑がりな旦那様と、寒がりの私で攻防戦が始まります。

オーストリアは内陸部なので、夜と昼の気温差が大きい。

日中に30度を越す日々が続くと、これをどうやってしのぐのかは、夜にかかっているんだそう。

というわけで、旦那様は夜はすべての部屋の窓を解放したがるんだけれど、いくら室温が高いといえども、夜風は12、3度。これがずっと肌の上を通ると、私はすぐに喉を壊してしまうんです。

去年もコレでぽぽちゃんが鼻風邪をひき、旦那様とモメあった結果、寝室だけ窓を閉めるという折衷案で解決したものの、今年もまた討論になりそうな予感。

その他、

・室温より外気温が高い場合は熱気が入ってくるので、窓は閉めなければいけない(旦那様)
→ただでさえ暑いのに、この空気が動かない感じがさらに暑さを倍増させるから、窓を開けて空気を通したい(私)

・直射日光の下でも、サングラスをつけていたら本を読んでもいい(旦那様)
→直射日光の下では本を読んではいけないと習った(笑)(私)

・2重の光(太陽光と室内灯など)のもと作業するのは目によくない(旦那様)
→日本では蛍光灯プラス白熱灯など、普通に両方同時使用している。(私)

・テレビを見るときは、なるべく周りを暗くして。(旦那様)
→テレビを見るときは、明るい部屋で見ましょうと言われていた(私)

・車の中は日焼けしない(旦那様)
→UVカットのガラスじゃあるまいし、日光が当たっていたら車中でも日焼けする!(私)

お国変われば!?って感じで、この他「こんなことも?」というような違いがいっぱいありますが、こんなにも暑さに弱い旦那様が、なんと私達と一緒に日本に行きたい!と言い出したからさぁ大変!!(爆)今年の夏はどうなることやら・・・(^^;
# by ciamemo | 2008-05-28 07:56 | 雑記・その他
スポンジケーキ
奥さんっ、大ニュースですっ!!

あの、一度も成功したことのないスポンジケーキ。ぽぽちゃんの誕生日を6月に控え、懲りずに何度も何度も挑戦し、失敗し、自分なりに去年よりはマシになったかな・・・と思えるようになってきたけれども、それでも日本のケーキ屋さんで買うようなフワフワなスポンジにはまだ遠く・・・

そういえば、去年、トモりん。さんが

「Dr.Oetkerから出ているスポンジケーキの素でフワフワにできますよ〜」

とコメント下さったのを思い出し、試してみることにした。


買ったのはコレ。
スポンジケーキ_f0070499_4571753.jpg



作り方は、この粉に卵4つ、お水70mlを追加。
あとはハンドミキサーの強で4分練ること。


えっ、これだけ!!?


しかも、普通は粉なんかを入れたらゴムベラでサックリ混ぜるが基本で、ネリネリしちゃったたら、アータ、固いもボサボサもいいとこのケーキが出来上がるんじゃないの!?


めちゃくちゃ半信半疑でやりましたとも。


4分混ぜた生地は本当にネリネリ!って感じで、ハンドミキサーの上部にまで生地が絡み付いてきました(笑)

ロールケーキを作るつもりだったので、オーブンで200度に設定し、焼くこと10分。








・・・・・・・あれだけ今まで苦労していたのは何だったのかと思うくらい、めちゃくちゃキメの細かい、フワッフワの軽い生地が焼けました(爆)







正直言うと、本来の純粋な卵とお砂糖と粉だけで作る方が風味は上。

でもスポンジケーキの命は生地の食感。生クリームや果物でデコレーションするのであれば問題ないかも。甘さも控えめで日本人にもちょうどいいです。


食べてくれたオーストリア人の友人に

「めちゃくちゃ美味しい!これ、是非レシピ教えて!」

と言われて

「Dr.Oetkerの粉だよ(^^;」

と言うのがちょっと恥ずかしかったけれど(笑)



ちなみに粉の中に入っている成分は
Weizenmehl
Weizenstaerke
Emulgator
Backpulver
Glukosesirup
Magermilchpulver
Aroma
だそう。
確かに小麦粉と砂糖だけじゃ、こんなフワフワなのできません(笑)
でも・・・一年に数回だけだったらいいよね、コレ使っても(^^;


しかしながら、懲りずにしつこく、平行して地道に純粋なフワフワスポンジ生地を求めて精進したいと思います(笑)旦那様の80歳の誕生日には、Dr.Oetkerに頼らずにできることを目標に・・・。
# by ciamemo | 2008-05-09 05:18 | 食べ物
Erni
いやはや、皆さま、ご無沙汰しちゃっております〜。

先週、旦那様のお父様、義父さんが80歳の誕生日を迎えられたので、お祝いにグラーツまで行って来ました(お義父さん、晩婚なんス)。

こちらでは、日本のように喜寿とか米寿とか特に決まった歳で祝うことがないみたいだけれど、それでもキリのいい数字では盛大にお祝いすることもあるんだそうだ。

今回は特に次の90歳はお祝いできるかどうか・・という御歳なので、お義母さんが張り切ってサプライズパーティーを用意!なんと26人のゲストを内緒で呼び、ケータリングまで頼んだほど。



・・・なのになのに、先月イースターでグラーツに行った際に、別れ際に

「次はいつ会えるんだね?」

とお義父さんに聞かれて

「一ヶ月後には来るよ!」

とスで答えた私(爆)



「えっ!?ほんと?」

と驚くお義父さん。


と同時に、お義母さんと旦那様の固まった空気を一瞬で読み取った私は、自分がフライングしてしまったことに気づく(が、時は既に遅し(^^;))。



ってか、サプライズって聞いてなかったし====!!!



なので、一部フライングありのサプライズパーティーになりました(←なんのこっちゃ)。




ところで、旦那様がお姉さんと共同で選んだプレゼントは、なんと

ソニーのHD内蔵DVDレコーダー


別にソニーにこだわりはないんだけれど、テレビにしろビデオにしろ、ソニーや松下など一流メーカーのものを買うつもりで、最後には値段の誘惑に負け、聞いたことないようなメーカーのものをいつも買っちゃうお義父さんに(笑)、旦那様はどうしてもコレを買ってあげたかったらしい。(私としては一流メーカーってブランド名で高いという部分もあると思うので、別に知らないメーカーでも中身がしっかりしていたら問題ないとは思うのですが・・・)


・・・しかしねぇ、テレビが好きでしょっちゅうビデオに録画しているお義父さんに、

「ビデオの時代は終わった。これからはHDだ!」

と力説する旦那様の気持ちも分かるが、何も御歳80歳のご老人に、次世代の機械を手渡さなくてもいいのに、と思うのは私だけだろうか(笑)



早速ダンボール箱を開けながら、お義父さんに「HDとは何か。DVDとは何か」と一生懸命説明する旦那様(←そこからかいっ!)。

私は中から出て来た3センチほどの説明書を

「とりあえず、これ読んでみて下さい(爆)」

と親切に手渡す(←オイオイ)。


プレゼントを渡したらリンツに帰るつもりだったのに、旦那様はやはり不安だったようで、一緒に接続し、設定し、基本的な使い方を教えて・・・

時間はかかったけれど、3時間後にはなんとお義父さん、使いこなせるようになっていました!(驚)

最初は「別に今のビデオで満足しているんだけど・・・」と言っていたお義父さんもちょっと嬉しそう。楽しんでくれるといいな。


前置きが長くなってしまったが(←今まで前置きだったんかい!というツッコミはさておき)今回書きたかったのは、そのとき来ていたゲストの一人のErniさん。お義父さんの甥っ子の奥さんなんだけれど、彼女、グラーツでもめっちゃくちゃ流行っているヘアサロンを経営されているのだ。


思い返すも今から3年半前の結婚式、グラーツで結婚式を挙げると決めたはいいが、ヘア・メイクをどうするか悩んでいた私。まぁこちらで結婚式を挙げる大半の人が悩むと思うのだが。

やはり日本人の髪質を知っている日本人の方にやってもらいたいと、当時ウィーン在住の方に相談したところ、前日からの滞在費込みでグラーツの披露宴とほぼ同額の見積もりが(爆)どうやら日本だと「寿」値段になるらしい。

こちらだと結婚式は地に足がついたというか、それが普通なのかもしれないが、ほぼ「実費」しかかからない(もちろんチップなどは渡しますが)。日本だと、会場に流すCDの曲を一曲持ち込みしただけでン千円取られたなどと聞くけれど(^^;、そういう類いの商売っ気はないので、その「寿お値段」にノケ反った私。

でも一生に一度だし・・・。でもそんなお値段だったら自分で何とかした方がいいかも・・・。

と、周りのオサレな友人達に「夜会巻き」の本や嶋田ちあきや藤原なんちゃらさんのメイク本などを借りまくり読みあさり、「あーでもこんなの一人でできないっ!」と日々悶々としていたならば、ある日旦那様が

「僕、グラーツでとってもいい美容師さん知ってるよ。親戚なんだけれど。泊まるホテルからも歩いて3分だよ」

と。



・・・・早く言ってよ〜〜〜〜ッッ!



という訳で、早速予約。

前日のErniとの打ち合わせで、最近のヘアメイク事情に疎い私は心配で心配で、妹も一緒に連れて行くことに。

その時点で「こんな髪型がいい」という特別な案がなかったのだが、自分が気に入らないスタイルというのは意外とあるものだ。

「えっと、割とクラシックな感じが好きで、髪の毛はアップしてくれた方が・・・」

と言い出す私に、

「ちょっと私にまかせてもらえる?」

とErni。

彼女がそう言うのなら仕方がない。

しかしやってもらっている最中に、妹が「彼女、いいよ!」のGoサイン!

私も、こっちの人がやると野暮ったくなるのではという偏見があったが、髪型云々よりも、彼女の出してくる小物があまりにもセンスいいので驚く。こんなのオーストリアのどこで見つけたの?と思うほど繊細で日本人チック。色々勉強して買い出しにも言ってるんだろうな〜って感じ。

Erni_f0070499_7314133.jpg


できあがりも、妹曰く、顔の大きい私に考慮して、サイドはタイトに、後頭部の絶壁もとっても綺麗に盛り上げてくれたそうで私も大満足♪というか、本当にラッキーでした☆

Erni_f0070499_735304.jpg

お店の他のスタッフの人も皆感じが良く、お店の内装も雰囲気もいい。有名人もたくさんやってくるそうだ。

Erniさんを指名したければ何週間前から予約しなければならないみたいだけれど、彼女が指導している限り、お弟子さんも相当下手な人はいないんじゃないかな〜なんて思うのだがどうだろう。グラーツで時間があったらまた行ってみたいなぁと思う。というか、オーストリアで唯一、また行ってみたいと思うヘアサロンである(笑)

彼女に久しぶりに会えて嬉しかったし、やはり仕事に愛情と熱意を持っている人って本当に気持ちいい!心から尊敬します。

・・・てか、こんな長い日記しか書けないから更新滞るんですワ(^^;。すみませ〜ん!
ではおやすみなさい☆
# by ciamemo | 2008-05-07 07:25 | お気に入り